3/11 東日本大震災の揺れについて





今日は3月11日、そう7年前東日本大震災があった日です。

これだけの年月がたったにも拘わらず未だに多くの傷跡が残りその影響がでています。
その中でも福島第一原発の放射能汚染については様々な憶測やデマなどで風評被害が残っているのが現実。
自分で調べると言われていることのかなりの部分に怪しいもしくはこれはデマだろと思えるものも数多くあります。
その中でも福島第一原発の事故は想定外とされていることが原発反対派には気に入らないようです。
特にマグニチュードの数値、最初はM7.9と発表されたのが徐々に修正され最終的にM9に落ち着いたのですが、これは想定外を印象付けるためのデタラメとか言っている方もいるようです。
どうも、気象庁マグニチュードからモーメントマグニチュードに切り替えて計算したことが発端になっているようです。
でも、当時海外ではもっと大きな数字が発表されていた記憶があるんですよね。
それに、気象庁マグニチュードはあくまでも速報性を重視したもので、計算の特性上8以上にはなりにくいことがわかっていて、正確さを求めるにはモーメントマグニチュードが有効というのはかなり知られていると思うんですけどね。
そこで東日本大震災の異常性がわかるいい資料はないかなと探していたところ、よさそうなものが見つかりました。
それが防災科学技術研究所(k-NET)のデータです。
比較には平成15年に発生した十勝沖地震を使います。

発表されている、それぞれの地震の概要

平成15年(2003年)十勝沖地震
2003年09月26日04時50分頃に釧路沖を震源(深さ42km、マグニチュード8.0、気象庁)とする地震が発生、釧路町、幕別町、新冠町、浦河町、静内町、厚岸町、鹿追町、豊頃町、忠類町で震度6弱を観測
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震
2011年03月11日14時46分頃に三陸沖を震源(深さ24km、マグニチュード9.0、気象庁)とする地震が発生し、栗原市築館で震度7を観測しました
東日本大震災の方には震度7の地域だけかかれています。
まあ、それ以下は広大すぎて記載しきれないんでしょうね。
k-NETでは続きがあって、最大加速度の数字がかいてありました。
十勝沖地震では最大加速度は988galなのに対して東日本大震災は2933gal
因みに最近発生した熊本地震は(深さ12km、マグニチュード7.3、気象庁)1362gal
これだけでも、東日本大震災の異常性がわかりますね。

揺れの分布

左が東日本大震災、右が十勝沖地震です。

日本地図の尺度が異なっていますが、東日本大震災の方が震源から離れているにも関わらず激しく広範囲に広がっていることがわかります。

最後に波形

上が東日本大震災、下が十勝沖地震です。

スケールの違いに注意してください。
横軸は東日本大震災では200秒、十勝沖地震は150秒です。
明らかに形が違います。
十勝沖地震はひとつの地震と一目でわかりますが、東日本大震災はひょうたんのような形の波形になっています。
二つの地震が連続して発生したように見えますが、学者さんの話では三つの地震が連続して発生したと考えられるそうです。
また、縦軸の数字にも注目
東日本大震災では2700gal(NS)十勝沖地震は810gal(NS)です。
ここでも、地震の揺れの大きさの違いがよく分かります。

まとめ

防災科学技術研究所(k-NET)のデータを使って、客観的に違いを説明してきました。
東日本大震災の別格がご理解いただけたでしょうか。
また、このクラスの地震は世界的にみても過去五回しか観測されていません。
ですから、あの地震はどう考えても想定外であったといっていいと思います。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Loading Facebook Comments ...