錦湖タイヤ決着  今後の展開は?





取りあえず落ち着いた感じの錦湖タイヤ
まず、中央日報の記事から(韓国語翻訳)

回生の道入った錦湖タイヤ、正常化のための3つの条件

錦湖タイヤ労組は1日、組合員総投票を通じて「海外資本誘致」を議決した。引数の意思を明らかにした中国のタイヤメーカーダブルスター資本注入、つまり買収を組合員総投票で可決したものである。
2987人の組合員のうち参加したのは2741人(91.8%)結果は賛成1660票、反対1052票であった。

財務構造の改善が最も急がれる

「海外売却絶対不可」を叫んで3回もゼネストを行った錦湖タイヤ労組が終盤に態度を変えたのは提出期限最終日の30日、「政治的解決はない」という青瓦台からの通達。
これにより、労組はこの日の午後、組合員総投票を決定。続いて休日の31日、労使双方の指導部は「経営正常化のための労使特別合意書」に暫定合意した。ボーナス返却、賃金凍結、光州・谷城工場の生産性4.5%向上、合意書には生産活動に支障与える行為の禁止などが含まれた。
キム・ジョンホ錦湖タイヤ会長は「会社の存続と正常化に力を合わせてくれた労組と社員に感謝します。速やかな正常化に国と地域社会に貢献する」と所感を明らかにした。

結局、錦湖タイヤの問題は「外資誘致を通じた回生」で決着したが、完全な正常化までにはまだまだ長い道のり。専門家は、前提条件として以下の三点を挙げる。

まず財務構造改善

現在錦湖タイヤの総債務は2兆4000億ウォンに達する。すぐに2日満期が帰ってくる企業手形270億ウォンを支払う余力さえない。
今回の合意で錦湖タイヤは2日主債権銀行である産業銀行と移行協約(MOU)を締結する予定。
MOUの締結により債権団はすぐに必要な資金を支援する。
これにより、まずは270億ウォンの手形の不渡りを防ぐことができる上に5日の400億ウォン規模の社債も償還することができる。しかも、三ヶ月不払いだった賃金の支払いと取引先代金も精算することができる。 錦湖タイヤキム・サンウ広報チーム長は、「資金輸血に流動性危機から脱することで利子負担も減り、以後の生産・販売網が正常稼動されることによって、営業利益で給与をカバーする本来のシステムに戻ることができる」と述べた。

危機の震源地である中国工場正常化

もう一つの重要な課題は、中国工場の正常化だ。中国の事業は、錦湖タイヤの危機の「発火点」である。実際に錦湖タイヤの国内工場の営業利益は、昨年を除けば7年間黒字だった。
それでも昨年1569億ウォンの赤字を記録したのは、中国の工場が原因。中国の工場は生産能力の36%を占める事業所であるが、中国の内需販売が急減したことで慢性的な赤字に苦しんでいる。
今回、中国メーカーのダブルスターが新所有者になることで、中国事業が早期に正常化することを期待している。ダブルスターは、中国のタイヤ業界で5位メーカーに4500個の営業網を確保している。錦湖タイヤは、この営業網を利用できるようになる。又、中国現地の金融機関がダブルスター系列に編入された錦湖タイヤの借入金満期を延長してくれれば、中国法人の流動性の問題も改善される可能性が大きい。

正常化の過程で労使の信頼を積みあげる

最後の課題は、「渡り鳥」の懸念解消だ。
ダブルスターは、投資条件で雇用の3年間保証と5年間最大株主の地位を維持することを約束した。
この条件は、言い換えれば、5年後にはダブルスターが国内工場の門を閉めることができるという意味だ。債権団は、国内に工場のあるダブルスターが国内タイヤ工場を放棄する理由がないと強調してきたが、これも確実ではない。
中国の工場だけ育て、労働組合が強い国内工場では、追加投資なしで構造調整だけ繰り広げる可能性を完全に排除することはできない。錦湖タイヤの関係者は「今後、経営正常化の過程で、ダブルスター側は資金の投入、工場増設などの約束を守って、労組は生産活動に支障を与える行為をしないという約束を守りながら、相互の信頼が積むことが重要である」とし「生産・販売正常化されると、大規模な装置産業であるタイヤ工場を閉鎖する決定はないと思う」と語った。

少し省略しています、最近気が付きましたが韓国の記事は同じ内容の繰り返しがかなりあります。

さてどうでしょう、要約すると。

事態が急転した理由は、組合側が勝手に期待していた政府の介入が「ない」とはっきり言われたこと。
これにより、労組は大パニック。結局、ダブルスターの提案を受け入れる以外手はないとやっと理解。
そして、今日に至ります。
でも、こんなこと最初からわかりきったこと下手に悪あがきするよりすんなり決めたほうが後々の影響が少なくて済んだ気がします。

記事にある前提条件三点は当然の内容、あえて長々と記事にしなくても分かる内容です。
ですが、気にしているのが渡り鳥ですね。
必要なものを略奪して去っていく。
正直、あり得ない話ではないと思います。
必要なものさえ手に入れてしまえば、こんな組合員などいないほうがいいと考えるのが人間というもの、悪態を晒した労組はさっさと追い出したい気になるのがダブルスターの経営陣の感情でしょう。

ここでこれを決めるポイントはやはりダブルスターの目的でしょう。
韓国内のシェアを狙うのなら恐らく心配はないでしょう、ですがもっと広い目的をもっての行動なら、渡り鳥は現実のものになります。
いずれにしてもそれが分かるのは数年後。

錦湖タイヤの労組がその気になってやってくれるのなら大丈夫。
これまで通りの金属労組をやるのなら、さっさと消えることでしょう。
長い目でみていきましょう。

(一番左の組合代表の顔に注目、絶対納得してませんよこのひと)

参考:https://yakionigiri.com/archives/411

参考:https://yakionigiri.com/archives/454




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