ツッコミどころ満載、犬飼氏の信号無視話法分析   【従軍慰安婦問題】 

「主戦場」という題名の映画が上映されてるそうです。
調べると「日系アメリカ人映像作家ミキ・デザキが慰安婦問題をめぐる論争をさまざまな角度から検証、分析したドキュメンタリー」と記されています。
まあ、こういったものは偏向された視線(=作り手の主観)で作られたものばかり。
論評を見てみると真っ先に出てくるのがこれ、

映画『主戦場』は日本の「慰安婦タブー」に新しい風穴を開けるかもしれない

ここではあまり細かくは紹介しませんが、この記事の執筆者は篠田博之という人。
記事を読んでいくとネトウヨという言葉が出てきたりとこの人バリバリの左翼、相当偏った意見で中立性のかけらもありません。
で、当然のようにかなりデタラメな事を書いています。

映画を観ていて胸が痛んだのは、日本人の若者たちに、韓国と日本両方の街頭で「慰安婦について知っていますか」という質問をしたシーンだ。どちらの日本の若者も「えー、よくわかりません」と答えている。物事がタブーになってしまうとはこういうことだ。慰安婦問題とはいまや日本においては、その存在自体がなかったことにされつつあり、若い人たちがそういう問題を考える機会もなくなってしまっている。

韓国はともかくこの問題に関して「えー、よくわかりません」なんて言う人は今どきそういません。
大半の人が理解し韓国に怒りを感じているのです。
タブー?なに妄言を平気で書いてるんですか?

 

その自民党市議団の抗議文にはこう書かれていた。

「最新の政府見解では強制連行は特定の新聞社による誤報であることから慰安婦を強制連行した事実はないこと、また慰安婦は性奴隷ではないことも明らかである」

朝日新聞社の慰安婦問題についての訂正謝罪は、いわゆる吉田清二証言を掲載・報道したことについてなのだが、あたかも強制連行を含め慰安婦問題全体について、誤りを認めて謝罪したかのような言い方にされてしまっている。それを論拠に、慰安婦問題そのものがなかったかのような主張になっているのだ。これが、慰安婦問題がタブーになってしまった日本の現実だ。

 

何なんでしょうね、この人。
根本が崩れた上に客観的な証拠がないのですから、従軍慰安婦などというものは存在せず、当時存在したのは従軍売春婦。
これが今の主張であり、だれもなかったなんて思っていないしタブーでもありません。
とまあ、ツッコミどころ満載の偏向記事ですので興味のある方はリンクをたどって読んでみてください。

さて、これに関して早速、ハーバービジネスオンラインに記事が出ていました。

映画『主戦場』で再び注目の慰安婦問題。12年前の安倍総理答弁を信号無視話法分析

いつもの信号無視話法分析です。
色々見ていくとこれ当然のように左翼マスゴミからは絶賛されています。
まあ、例によって安倍政権への批判をする目的で書かれたものなので当然といえば当然です。

今回は安倍総理答弁を信号機のように3色(青はOK、黄は注意、赤はダメ )で直感的に視覚化したようです。
順にみていきましょう。

 

小川議員:
「慰安婦問題。まさにアメリカの下院について、この慰安婦について日本国が謝罪すべきだというような決議案が出るかもしれないというような状況になってございます。総理はこの慰安婦問題について国の責任を認めた宮澤内閣時代のこの河野官房長官談話についてまずどのようにお考えですか。」

安倍総理:
「この談話につきましては先の国会で答弁をいたしましたようにこの河野官房長官談話ということにつきましては基本的に継承していくということを申し上げているわけであります。(青信号)」

河野談話を「継承していく」と回答しており、青信号とした。

 

回答にきちんと答えたから青と判断したようです。
でも、継承しないと言えば判断はどうなっていくんでしょうね。
こう変わるんじゃないでしょうか?

小川議員の質問:「河野談話をどう考えるか」の質問
↓すり替え
安倍総理の答弁:「継承しない」の議論

どう考えるかと質問しているのであって継承するかしないかは質問していない。
明らかにすり替えである。と・・・

 

<2問目>
1問目で河野談話に対する総理の認識を確認した上で、小川議員は論点を安倍総理の「強制はなかった」発言に移していく。

小川議員:
「最近、総理は「強制はなかった」というような趣旨の発言をされましたか。この慰安婦の問題について。」

安倍総理:
「その件につきましても昨年の委員会で答弁した通りでございまして、この議論の前提となる私がかつて発言をした、いわば教科書に載せるかどうかという時の議論について私が答弁をしたわけでございます。

 そして、その際私が申し上げましたのはですね、いわば狭義の意味においての強制性について言えば、これはそれを裏付ける証言はなかったということを昨年の国会で申し上げたところでございます。(赤信号)」

2つの論点すり替えが行われており、全て赤信号とした。

●1段落目
小川議員の質問:「強制はなかった」発言の有無
↓すり替え
安倍総理の答弁:「教科書に載せるか」の議論

●2段落目
小川議員の質問:「強制はなかった」発言の有無
↓すり替え
安倍総理の答弁:強制を証明する証言の有無

また、2段落目で「裏付ける証言は無かった」と答弁しているが、あえて狭義の強制(官憲による強制連行)に限定している。

 

すり替え?
私が判断するとこうなります。

 

「その件につきましても昨年の委員会で答弁した通りでございまして、この議論の前提となる私がかつて発言をした、いわば教科書に載せるかどうかという時の議論について私が答弁をしたわけでございます。(黄信号)

 そして、その際私が申し上げましたのはですね、いわば狭義の意味においての強制性について言えば、これはそれを裏付ける証言はなかったということを昨年の国会で申し上げたところでございます。(青信号)」

 

一行目は回答するうえでの背景を説明しているので前置きつまり黄信号。
二行目は裏付ける証拠がないといっているのですから、普通の人なら否定であると分かります。

 

 

<3問目>
安倍総理が2問目に答えなかったため、小川議員は「3月1日」と具体的に日付を具体化した上で再度同じ内容を質問。

小川議員:
「この3月1日に「強制はなかった」というような趣旨の発言をされたんじゃないですか。」

安倍総理:
「ですから、この強制性ということについてですね、何をもって強制性ということを議論しているかということでございますが、いわば官憲が家に押し入っていって人を人さらいのごとく連れていくという、そういう強制性はなかったということではないかと。こういうことでございます。(赤信号)

そもそも、この問題の発端としてですね、これは確か朝日新聞だったと思いますが、吉田清治という人が『慰安婦狩りをした』という証言をしたわけでありますが、この証言は全く、後にでっち上げだったことが分かったわけでございます。つまり、発端はこの人がそういう証言をしたわけでございますが、今申し上げましたような顛末になったということについてですね、(黄信号)

その後、いわばこのように慰安婦狩りのような強制性。官憲による強制連行的なものがあったということを証明する証言はないということでございます。(赤信号)

1段落目と3段落目は論点すり替えが行われており、赤信号とした。ちなみに2問目と同様に狭義の強制(官憲による強制連行)について述べている。

1段落目
小川議員の質問:「強制はなかった」発言の有無
↓すり替え
安倍総理の答弁:人さらいのような強制の有無

3段落目
小川議員の質問:「強制はなかった」発言の有無
↓すり替え
安倍総理の答弁:強制を証明する証言の有無

2段落目は質問に関係する背景や経緯(吉田清治氏に関する内容)を述べており、黄信号とした。

 

これも同じような物、私が判断するとこう変わります。

 

「ですから、この強制性ということについてですね、何をもって強制性ということを議論しているかということでございますが、いわば官憲が家に押し入っていって人を人さらいのごとく連れていくという、そういう強制性はなかったということではないかと。こういうことでございます。(黄信号)

そもそも、この問題の発端としてですね、これは確か朝日新聞だったと思いますが、吉田清治という人が『慰安婦狩りをした』という証言をしたわけでありますが、この証言は全く、後にでっち上げだったことが分かったわけでございます。つまり、発端はこの人がそういう証言をしたわけでございますが、今申し上げましたような顛末になったということについてですね、(黄信号)

その後、いわばこのように慰安婦狩りのような強制性。官憲による強制連行的なものがあったということを証明する証言はないということでございます。(青信号)」

 

1.2段目は3段目を説明するために必要な前置き、判断は黄信号
3段目は前と全く同じ、証拠がないというのは強制を証明するものがないという意味、つまり否定となります。
でもこの小川という民主党議員、しつこいですね。
ほぼ同じ質問を繰り返しています。

 

<4問目>
安倍総理が「証言はない」という趣旨の答弁を繰り返す中、小川議員は米国議会での慰安婦の証言に論点を移す。

小川議員:
「今、『証言はない』と言いましたね。しかし、実際に、このアメリカの下院において、アメリカ合衆国の下院において慰安婦をされていた方がそういう強制があったという証言をしている。だから下院で決議案が採択されるかどうかということになっているんじゃないですか。今、『証言がない』とおっしゃいましたね。実際にそういう体験をしたというふうに証言している慰安婦が現にいるわけですよ。そういう人たちの発言は証言じゃないんですか。

安倍総理:
「いわば、裏付けのある証言は無いということでございます。(青信号)

証言といえば、先ほど申し上げましたように、吉田清治氏の証言も証言じゃないんですか。全くこの人の証言はでっち上げだったということでございます。(赤信号)」

1段落目、米国議会における慰安婦の証言は「裏付けのある証言ではない」という安倍総理の認識がはっきりと確認できる。この発言の是非は別として、質問には回答しているため青信号とする。

一方、2段落目はあからさまな論点すり替えが行われており、赤信号とした。

 

2段落目はすり替えと判断するわけですか?
確か論点からずれてはいますが、質問に対する回答は1段落目で終わってますから、これは解答ではなく意見。
つまり、分析から除外すべきじゃないですかね。

 

ここで気になるのは「アメリカ下院で決議案が採択」という部分。
いかにもアメリカもこの問題を認めている風に感じますし、この問題で左翼はやたらとこれを持ち出し「アメリカも認めた」という形にもっていきたがります。
が、それは全くのデタラメ
アメリカ合衆国下院121号決議

・この決議案に対する日本政府の反応は、委員会可決の時と同様に静観した。また米国政府は、立法府である議会の決議を支持せず、また日本政府の態度に満足するとした。ケーシー国務省副報道官が「ブッシュ大統領と安倍首相はこの慰安婦問題を話し合い、大統領は日本側の対応に満足の意を表明している」と述べ、下院の謝罪要求決議を支持せず一定の距離を置く姿勢を示した。

この様に、この決議案はごく一部の反日議員が勝手につくって決議しただけの代物。
当然、法的拘束力もなく上院へ上がることもありません。
又、無視してOKというお墨付きまでもらっている決議です。
つまり、アメリカ議会の意見ではないという事になります。

 

話を戻しましょう。

 

<5問目>
「狭義の強制(官憲による強制連行)は無かった」という答弁を繰り返す安倍総理に対して、小川議員は5~7問目で実に3問続けて、「どのような強制があったのか」という観点で質問していく。

小川議員:
「一度確認しますがね、そうすると、家に乗り込んで無理やり連れてきてしまったような強制はなかったと。じゃ、どういう強制はあったと総理は認識されているんですか。」

安倍総理:
「この国会の場でですね、こういう議論を延々とするのが私は余り生産的だとは思いませんけれども、あえて申し上げますが、いわば、これは昨年の国会でも申し上げましたように、そのときの経済状況というものがあったわけでございます。ご本人が進んでそういう道に進もうと思った方は恐らくおられなかったんだろうとこのように思います。また、間に入った業者がですね、事実上強制をしていたというケースもあったということでございます。そういう意味において広義の解釈においてのですね、強制性があったということではないでしょうか。(青信号)」

広義の強制(経済状況による事実上の強制、業者による事実上の強制)はあったと回答しており、青信号とした。

 

ほう、これが全て青になるんですか?
私が判断するとこうなります。

この国会の場でですね、こういう議論を延々とするのが私は余り生産的だとは思いませんけれども、あえて申し上げますが、いわば、これは昨年の国会でも申し上げましたように、そのときの経済状況というものがあったわけでございます。ご本人が進んでそういう道に進もうと思った方は恐らくおられなかったんだろうとこのように思います。また、間に入った業者がですね、事実上強制をしていたというケースもあったということでございます。(黄信号)
そういう意味において広義の解釈においてのですね、強制性があったということではないでしょうか。(青信号)

どうみても前の方は質問に回答するうえでの前置き。
ここまで前置きをすべてすり替えと判断しているのにどうしてここではスルーするんでしょう?
多分、都合のいい回答だったからでしょうね。

ですが、ここで犬飼氏に赤信号

>広義の強制(経済状況による事実上の強制、業者による事実上の強制)はあったと回答しており・・

経済状況による事実上の強制なんて回答はしていません。
ここで言っているのは本人は望まないものの経済状況によってやむなくという意味。
無論、これは事実上の強制ではなく結果的に希望したということになります。
適当にでっち上げないで下さいよ。

 

<6問目>

小川議員:
「それは業者が強制したんであって国が強制したんではないという総理のご認識ですか。」

安倍総理:
「これについては先ほど申し上げましたように、いわば乗り込んでいってですね、人を人さらいのように連れてくるというような強制はなかったということではないかと、このように思います。(赤信号)」

論点すり替えが行われており、赤信号とした。

小川議員の質問:「国」は強制してない(=広義の強制)という認識か
↓すり替え
安倍総理の答弁:人さらいのような強制(=狭義の強制)の有無

直前の5問目で安倍総理が回答した広義の強制(経済状況による事実上の強制、業者による事実上の強制)について小川議員は質問したにも関わらず、回答内容はまたも狭義の強制(官憲による強制連行)に戻っている。

ここはまあ、そうなりますね。
回答になっていません。
「強制はなかった」とハッキリ言えばいいのに思ったりします。

 

<7問目>

小川議員:
「だから総理、私は聞いているじゃないですか。家に乗り込んで連れていってしまうような強制はなかったと。じゃ、どういう強制があったんですかと聞いているわけですよ。」

安倍総理:
「もう既にそれは河野談話に書いてあるとおりであります。

それを何回もですね、小川委員がどういう思惑があってここでそれを取り上げられているかということは私はよく分からないわけでありますが、今まさにアメリカでそういう決議が話題になっているわけでございますが、そこにはですね、やはり事実誤認があるというのが私どもの立場でございます。(赤信号)」

1段落目は事実上の回答拒否であり、赤信号とした。

続く2段落目は論点すり替えが行われており、こちらも赤信号。

 

同じことを自分の都合にいい回答が来るまで繰り返す。
リベラル勢力のいつもの手口です。
確かに回答拒否といえばそうなりますけど、これは小川淳也議員の質問に問題があります。

ここまで、強制はなかったという形で安倍首相は回答を繰り返しています。
そこへ「どういう強制があったんですか?」
これにどうやって答えたらいいんでしょうか?
この小川という人は安倍首相の回答が理解できていないのでしょうか?
ですから、私が判断するとこうなります。

 

小川議員:
「だから総理、私は聞いているじゃないですか。家に乗り込んで連れていってしまうような強制はなかったと。じゃ、どういう強制があったんですかと聞いているわけですよ。(赤信号)」

安倍総理:
「もう既にそれは河野談話に書いてあるとおりであります。

それを何回もですね、小川委員がどういう思惑があってここでそれを取り上げられているかということは私はよく分からないわけでありますが、今まさにアメリカでそういう決議が話題になっているわけでございますが、そこにはですね、やはり事実誤認があるというのが私どもの立場でございます。(これは意見=対象外)」

 

小川議員の質問はあからさまな誘導。
ここでまともに答えるとそれをネタに質問が延々と続くことになることは明白。
従って、回答拒否は当然、つまりこの部分は反論という意見であり回答ではない(対象外)

とまあ、見方一つでどうにでも変わるんです。
これは映画「主戦場」も全く同じ。
新しい流れ?

馬鹿を言ってはいけません。
すでにこの問題に対するリベラルの意見など無視されてますから何もかわりません。
流れが変わってほしいと思ってるだけでしょ?
篠田さん

で、この記事を書いてていろいろ調べていたら気になるサイトを見付けました。
ここに続けて書こうかと思っていたのですが、長くなったので後ほど書きます。

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