半導体の次は自動車バッテリー、韓国ニュース    

韓国にとって唯一のまともな産業であった半導体も、今や順調に価格低下をつづけているのが今現在。
理由として、半導体需要の低迷とかいってますけど、これは違います。
半導体の需要のピークなんて、最高値で推移していた2018年より前にすでに低迷し世界のスマホ消費の3分の1を占める中国では、2018年の終わりに出荷台数が6四半期連続で減少しているという現実がありますから、2017年には伸びは鈍化から減少に変わってきていたはず。
それなのにそこから半年以上もの間、空前の利益をあげて大騒ぎしていたのですから、不自然そのもの。
談合がバレかけて慌てて通常の状態に戻したことが主原因でしょう。
それでも、5Gスマホ投入で業績は好転すると韓国側はみてますけど、それはどうでしょうねぇ。
本体が高い上にインフラも整っているとは到底いえない5Gスマホ。
これに市場が反応するとは私は思わないのですけどねぇ。

朝鮮日報の記事です。

チェ・テウォン会長「SKイノベーション、バッテリー事業を強化しエネルギーメジャー企業へ跳躍」

チェ・テウォンSKグループ会長が電気自動車用バッテリー事業を強化するという意志を明らかにした。

崔会長は19日、SKイノベーションの忠南瑞山電気自動車用バッテリー工場を訪問し、従業員を激励した後、「SKイノベーションはバッテリー事業を通じて新たなエネルギー産業のグローバルメジャーになることができる」と強調した。
続いて「バッテリー事業のメンバーが希望を持ち懸命び努力を重ねることで、その夢が叶えられる」とした。

チェ会長はまた、「バッテリー事業は、環境的観点からみても社会的価値を創出する事業、従って社会、環境面の両面で幸せにできる事業に成長しなければならない」とし「成長の幅が大きいほどメンバーが誇りを持って幸せを感じて働くことが重要である」と述べた。

SKイノベーション西山事業所は、過去2012年に初めて自動車用バッテリーを量産し始め、バッテリー事業のグローバル成長の前哨基地の役割をしている。
昨年、下半期西山第2工場を完工し、総4.7GWhの生産能力を装備した。
西山第2工場で生産されているバッテリーは、1回の充電時の走行距離が400㎞に達する」第3世代電気自動車バッテリー」に挙げられる。

今年3月末基準の累積受注残高は430GWhに達している。2016年と比較して13倍増加した。
SKイノベーションは今後、米国、中国、ハンガリーなどのグローバル主要地域に投資して2022年までに総60GWh規模の生産能力を確保する計画である。

 

韓国では半導体に変わる産業としてバッテリーを狙っているらしく、以前より韓国メディアではこういった記事がよく見られます。
ご存知の通り、電気自動車のバッテリーは今は、中日韓のシェア争い。
かっては日本の独壇場でしたが、ここへ中国、韓国が低価格を武器に参入を開始、それに対して日本は防戦一方。
まあ、これまでよくある、いつものパターンです。

でも、このバッテリーの素材の一つであるセパレータは日本がトップなんですよね。
他の素材は中国にもっていかれましたが、これだけはいまだにトップなんです。
維持できる理由は当然、日本以外ではまとものものが作れないということのようです。

そういえば、以前発生したギャラクシー爆発事件も確かセパレーターが絡んでいたという記事をみた記憶があります。
要するに低品質のセパレーターは極めて危険、それ故にいまだにトップシェアを維持できているんでしょうね。

長々と書いてきましたがこの記事で私が何をいいたいかといいますと、徴用工判決に対する制裁として狙うのはフッ化水素よりセパレーターと私は思うんです。
セパレーターもフッ化水素もどちらも同じようにジャパンオンリーな素材であることは確か。
フッ化水素を止めた場合、当然韓国は半導体の生産に大きなダメージがあるでしょう。
ところが供給に支障が出始めると代替のメーカーはマイクロンただ一社ですからそのダメージは日本だけではなく世界的なものへと拡大することは必至だと思うんです。
これってあまり気持のいいものじゃありませんよね。

その点セパレータの場合、韓国にとってバッテリー産業はまだまだ発展途上。
その上、も電気自動車そのものもまだまだ創世記。
韓国が退場したところでそこに日本と中国が入り込むだけですので、半導体とくらべればその影響は微々たるもの。
しかも作れないという状況は技術的な分野での停滞にもつながるでしょう。
つまり、セパレータは、日本がそれほどのダメージを受けることなく、韓国の産業に深刻なダメージを与えることができる数少ない品目のひとつと私はおもってるのですけど、やっぱり素人考えなんですかねぇ。

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