日産ローグ生産委託終了でルノーサムスン崩壊寸前   【韓国経済崩壊】

右肩下がりの業績をつづける韓国自動車産業。
そして、その全てが労組問題を抱え込んでいるのが実情。
そんな韓国自動車産業の一つであるルノーサムスンの記事です

朝鮮日報の記事です

ルノー釜山工場、人件費が日本より20%高い

2013年最悪の経営難に直面していたルノー三星自動車は、母体企業であることがフランスルノー本社から「日産ログ」委託生産量を獲得し、業績を回復した。
当時、委託生産契約を争った日本の日産九州工場より品質管理能力はひくいものの、時間当たりの人件費(すべての労働者の賃金総合をすべての労働者の作業時間で割ったもの)が20〜30%低いことが勝利の要因だった。

そして、ロ-グの委託生産契約満了(9月)を控えた今、ルノーサムスン釜山工場と日産九州工場の生産能力は、完全に逆転した。
6年経過し釜山工場の人件費は、九州工場より20%高くなったが、品質管理能力は、日本が依然として高いという評価だ。
釜山工場の人件費は日本より高いだけでなく、スペイン1.7倍と全世界の46のルノー工場のうち第三位という高レベルに達した。

その為、ルノーサムスン釜山工場が競争力を喪失して委託生産終了後の後続物量が途切れるという懸念が高まっている。
釜山工場の生産量の半分を占めるローグの後続物量を割り当てられなければ、ルノーサムスン稼働率は40%以下と急降下し赤字へと転落することになる。
そうなってしまうと大規模なレイオフと協力会社の連鎖倒産など「第2の韓国GM」を迎えることになる。

このような状況下で、ルノーサムスン労組は賃金引き上げを要求し、最近の4ヶ月間で合計30回、112時間の部分ストを行った。
ルノーグループ本社は、1日には「ストライキが続けば、新車委託を中止する」と警告したがパク・ジョンギュルノーサムスン労組委員長は8日、「全面ストも辞さない」と対抗した。

釜山工場の人件費はトップ3

10日ルノーサムスンの関係者は、「全世界のルノー46工場のうち、フランスの工場2カ所を除急降下、釜山工場より人件費が高いところはない」、「現在の時間の人件費は、スペインの工場が釜山工場の60%、トルコ工場は30%水準だ」と話した。

ローグ委託生産でに大きな心配をせず過ごした過去6年間の間にルノー三星は何が起こったのか。
釜山工場は賃金引き上げ率が、2015年以降、毎年2〜3%に達したのに対し、日本は1%以下と事実上凍結した。
日本は車一台を作るために必要な人材を最小限に抑え、アウトソーシングを増やし、生産性を高めた。
更には高い賃金を受けていた団塊世代の退職、円安まで加わり、九州工場のコストはより減少した。
2009年に閉鎖の危機を経験したスペインのバリャドリードルノーの工場は、2010年の賃金を凍結した後も、賃金を物価上昇率の半分だけ上げるなどの高強度の改革を断行した。

2017年までの3年間無争議賃金団体協議妥結をし、自動車業界の労使関係優等生と呼ばれたルノーサムスンは昨年11月に労組委員長が当選し、状況が急変した。
ルノーサムスン労組は釜山工場の従業員の平均年俸が7800万ウォンであるのに対し、現代自動車は9000万ウォン台としそれに合わせる形で基本給の引き上げなどを要求している。
業界関係者は「ルノーサムスン古参の従業員は、最大1億1100万ウォンの賃金」「平均年齢が38歳である釜山工場の平均賃金を平均年齢50歳以上の現代自動車と比較するのは無理」と述べた。

恐怖に震えている協力企業

すぐパートナーの尻に火がついた。
ルノーサムスン1次協力会社であるA社の従業員は先月「平均週3日勤務」をした。
ルノーサムスンの急な部分ストが相次ぎ、通常の出勤しても、一日3〜4時間だけ働いて退社の繰り返して1日8時間あたりに直すと週3日勤務になったのだろう。

ルノーサムスンは、1次部品メーカーだけで260以上そして、雇用人員は5万人にのぼる。
ルノーサムスン部品メーカー協議会長を務めているナギウォン新興気功代表は「協議会所属の部品メーカーは、ルノー三星への納品割合が半分以上を占めている」「このままでは協力企業からリストラに乗り出すしかない」と話した。
労組の部分ストの影響で協力企業は、すでに通常の会社運営が不可能な状況である。

別のパートナーの関係者は、「いっそずっとストライキをすれば政府に手当を申請できるのに、予告なしに部分ストを続けるので、従業員の出勤させたもののすぐに退社させることが多い」「週2日、週3日勤務するといった会社が多くある」と述べた。

ルノーサムスン協力会社協議会は、過去盆正月を控えて会議を開いたが、ルノーサムスン側と労組側にそれぞれアピールを送ること以外は、これといった対策を用意することができなかった。
キム・ヨンジン教授は「ルノーサムスンは委託生産がなければ滅びる境遇であり、このような工場のコア競争力は固定費、特に人件費である」「全世界の競争の工場がすべての生産性向上のために努力を重ねているのに、こうも危機感のない労組の存在が信じられないほど」と述べた。

 

ルノーサムスンがおんぶに抱っこだった車が日産ローグ
先日もお伝えしましたが、ルノーサムスンでのローグの生産は9月で終了。

累計50万台突破の日産ローグ ルノーサムソンで生産中止決定   規模縮小は必至

ルノーサムスン 累計50万台突破   日産車だけど・・

当然、代替の車種が必要となるのですが、それがいまだに不透明。
にも関わらず、ルノーサムスンの労組は平均賃金を現代並みにつまり年間2000万ウォン(約200万円)と非常識といっていい賃上げを要求。

それに対しルノー側は「代替の委託生産をやめる」と警告しますが、一切無視。
この辺り、いかにも韓国らしさを感じます。

私が気になっているのはローグの代替があるんだろうか?という点。
中止が発表されたのがゴーン会長の逮捕、そして韓国最高裁のとんでも判決の後なんです。
恐らくは中止が発表された時点で日産の発言力は高まってきており、今回の騒動後、日産の影響力はどういった決着にせよ高まることは確実。
しかも日産は戦犯企業になってるんです。

戦犯企業ということはそのうち、ありもしない強制徴用で「金を払え」といいだすことが目に見えています。
そんな国で日産が生産委託を了解するとは思えません。
となると、委託されるのはルノー車に限られるんですが、ルノーにそんな車種があるとは思えません。
結局は規模縮小の道を歩むことになるんでしょう。

結局、あのとんでも判決によって特に何もしなくても日本資本の流出が起こり韓国に悪影響を与えることは確実。
その上で、差し押さえが発生した場合には日本政府もメンツをかけて対抗処置をやるでしょうしね。

さて、このあとどう展開していくのか?
注目したいと思います。

Pocket

「日産ローグ生産委託終了でルノーサムスン崩壊寸前   【韓国経済崩壊】」への1件の返信

  1. 今日(2/13)のzakzakに載っていましたが、ルノー自体も韓国を”拒絶”だそうです。
    原因はやはり韓国の異常な労働組合のようです。
    ただでさえ崖っぷちの経済状態なのに、ここに来てまだ自分で自分の首を締めている事に気付かないのでしょうか。
    普通こういう危機的状況になれば、労使で打開策を出し合ってもおかしくないと思うのですが。
    まあ、これが出来ないのが韓国なんだよ。と言ってしまえばそれまでなんですがね。
    (ここでこんな事を書くのもなんですが、韓国の労使紛争を見てると、昔スト権奪還とか言って、盛んにストライキをやっていた国労を思い出します。)

    記事はここにあります。
    ttp://www.zakzak.co.jp/soc/news/190213/soc1902130007-n1.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Loading Facebook Comments ...