大宇造船海洋大盛況、ゾンビ企業から脱出?     造船業と韓国経済破綻

2015年の粉飾決算がばれ、経営破たんに陥った大宇造船海洋。
当時、このまま解体すると発生する大量の失業者を恐れ合計で約1兆2千億円の公的資金を注入しゾンビ企業として生き残ったのがこの造船会社。
その後、これは韓国造船業全てに当てはまる事として、多くの造船会社が政府管理に入りました。

朝鮮日報の記事です。

陽かかる大宇造船海洋… お盆後受注戦の結果に注目

粉飾会計、受注干ばつ、取引停止などで不況に苦しんでいた大宇造船海洋の株価が今年に入って、着実に上昇している。
これはLNG(液化天然ガス)船の受注が相次いだことで、実績が目に見えて回復したからである。
専門家は、1年以上のつづいた、海洋部門の受注実績が今後の株価の流れを決めると分析した。

大宇造船海洋は、21日の終値で3万3450ウォンを記録した。
これは、前日より0.74%(250ウォン)下がったが、、一時は3万4200ウォンを記録し、昨年10月の最高点をもう一度タッチした。
今年の初めと比較すると117.9%(1万8100ウォン)上昇した。

9月以降大宇造船海洋への投資の意見を明らかにした証券会社5社のうち2社は、再び分析対象(カバレッジ)に含ませ、2は目標株価を上方修正した。平均目標株価は3万8940ウォンだ。

株価が回復傾向を示し、証券会社の見通しも明るくなるほど大宇造船海洋の実績が改善されたためである。
今年、大宇造船海洋は、LNG 12隻超大型タンカー(VLCC)15隻、特殊船1隻の計商業船舶28隻を受注した。
これは合わせて35億4000万ドル(約3兆9500億ウォン)規模で、昨年同期間より37.47%(9億6500万ドル)増加した。

特に、昨年と2016年それぞれの受注規模が4億ドルと6億ドルに過ぎなかったLNG船の受注実績が今年22億9000万ドルと大幅に上昇した。
原油高の中で、LNG価格は引き続き下落してLNG船発注件数が増加し、技術力を前面に出した大宇造船海洋と国内造船会社が契約を一気に増やした。
中国とインドが、既存の石炭火力発電をLNG発電で代替する状況でLNG船の需要は増加し続けるというのが業界の見通しだ。
最近、大宇造船海洋だけでなく、現代重工業と三星重工業など、ビッグ3造船業種の株価が着実に上昇した流れであるのも同じ脈絡だ。

新造船価指数が回復傾向を見せることも好材料として作用している。
英国造船海運業の分析会社クラークソンが発表する新造船価指数は130で、先月以降1ポイント上昇した。
シンジョソンガ指数は1988年1月あたりの船舶建造コストを100とし、毎月の価格を比較する指標であり、指数が100よりも大きいほど単価が上がったことを意味する。この指数は、昨年には122レベルまで落ちていた、今年初めまで126だった。

何よりも、複数の浮き沈みにもかかわらず、数年間受注残量1位を記録している大宇造船海洋の実績の安定性を専門家は、最大の強みに挙げた。
現在、今年の受注目標を50.4%達成した中で、受注目標を達成するのに問題がないことも共通した意見であった。
イ・サンウユージン投資証券研究員は「2〜3月に集中していた月間の受注の流れが4月低調だったが、5月以降から安定的につながっている」とし「下半期も上半期受注したタンカーのオプション契約が進むと予想されているので、受注目標を達成することはハードではないようだ」と分析した。

目標の受注を達成するかどうかとは別に、1年以上の新規受注をできずにいる海洋部門でローズバンクのFPSO(浮体式石油生産・貯蔵・荷役設備)を受注することができるかどうかへの関心も高まっている。

 

(以下略)

とまあ、結構前から韓国メディアでは造船業復活を盛んにアピールしています。
が、少し前のSTX造船や現代重工業の人員整理などの記事を見る限り、とてもそうは思えません。
これは9/20のJCNETの記事

 

日本の造船業界 韓国勢の安値受注に再び悲鳴

<世界の造船業界は再び安値受注の韓国勢が勢い増す>
英国の造船・海運分析機関クラークソンが発表した1月~8月まで累積受注額は、韓国勢が156億5800万ドル(172隻、756万4977CGT)を達成して世界1位を占めた。

中国は106億1400万ドル(268隻、570万1687CGT)、
日本は27億9100万ドル(85隻、203万6556CGT)だった。
韓国勢の好実績は、LNG船のような高付加価値船舶の受注が増加しているため。中国はバルク船中心の受注を確保しているが、高付加価値船舶の受注は韓国におされている。また、LNG船の価格上昇も韓国の受注実績にプラスの影響を及ぼしている。

<日本の造船各社が、韓国政府による自国企業の助成に業を煮やしている>
リーマン・ショック後の世界的な「船余り」で新造需要や受注価格が低迷する中、韓国が経営難の造船所を延命させることで「競争をゆがめ、市況の回復を遅らせている」(日本造船工業会)とみている。

造工会は10月、日中韓欧米の造船会社首脳が三重県に集まる国際会議で是正へ向けた議論を提起するが、先行きは見通せない。

「韓国の業界関係者自身も、現在の船価水準を問題視している」

 造工会の加藤泰彦会長(三井E&Sホールディングス相談役)は19日の記者会見で、韓国政府の助成策が造船市況に及ぼしている悪影響を指摘した。

http://n-seikei.jp/2018/09/post-54201.html

 

やはりといいますか、韓国は再び、お得意のたたき売りを仕掛けているようです。
記事には技術力がどうとか書いてますけど、韓国にあるのは安値受注の技術だけ船を安価につくる技術なんてありません。
それが証拠に受注を政府が監視し始めた途端に受注0がつづいたではありませんか。

問題はこうなると、彼らは採算なんて気にしません。
ひたすら、安く受注を取り続けてます。
決算なんて適当にごまかし、あたかも利益がでているように装います。

もちろん、そんなこと長くは続けられませんが、韓国はそんなこと気にしません。
粉飾がばれ借金で首が回らなくなったら、再び公金投入をしてもらえばいいと思ってるのですから・・・

さて、今回はいつまでつづくんでしょうね。

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