OECD発表、韓国の成長率0.3%下方修正       たったそれだけ?

まとめサイトとかを見ると数年後、韓国は日本を追い越すとかいった意見が飛び交う掲示板の話題が時折、見られます。
内容としてはいつも同じで、これまでの成長率を元にあれこれ想像しているようです。
きっと、韓国人はずっとその成長が続けられると思ってるのでしょう。
そんな、韓国にOECDがこんな発表をしました。

朝鮮日報の記事です。

OECD、韓国今年の成長率3.0→2.7%下方修正 「貿易紛争の不確実性の拡大」

OECD(経済開発協力機構)は、世界貿易紛争の不確実性を反映して、韓国経済が今年と来年の3%の成長が難しいと診断を下した。
企画財政部と韓国銀行が今年7月に修正経済展望を介して年初に掲げた3%の成長目標を放棄した中で、国際機関も、韓国経済成長率見通し下方修正に乗り出したのだ。
下半期以降の経済が予想よりも困難になるだろうという悲観的な見通しに拍車がかかった形だ。

OECDは20日に発表した「中間経済見通し」の中で以前、3.0%と発表した韓国の今年と来年の国内総生産(GDP)成長率見通しをそれぞれ2.7%と2.8%と比較的大きく下方修正した。
去る5月までは「韓国経済が今年と来年3.0%成長が可能である」との見通しを維持していたが、4カ月ぶりに予測値を下げた。

OECDは、今回の見通し修正で、世界経済の今年の経済成長率見通しを3.8%から3.7%に0.1%p引き下げた。
来年の成長率見通しは3.9%で3.7%に0.2%p下方修正した。世界の経済成長率下方修正根拠として△グローバル通常葛藤、新興国の金融不安など下方リスク拡大△一部の新興国の金融市場の不安広がると構造改革の遅れに起因する成長弱体化などを提示した。

OECDは「韓国は貿易紛争激化に伴う不確実性にもかかわらず、大規模な財政拡大に家計所得と支出が増大することが期待されている」とし「強固な国内需要に支えられ、今年と来年2.8%、2.7%成長は可能」と見通し修正の理由を明らかにした。

OECDが韓国の今年と来年の見通しを引き下げた理由として、米・中貿易紛争や新興国の金融危機など下方リスクが拡大により韓国経済が影響を受けるであろういう認識を示したとみられる。
特に今年の見通し下方調整幅の0.3%ポイントは、米国の金利引き上げ発の金融危機を迎えたアルゼンチン(-3.9%ポイント)とトルコ(-1.9%ポイント)、ブラジル(-0.8%)を除いて、加盟国の中で最も高い水準である。

民間経済研究所の関係者は、「OECDが今年の成長率見通しを2.7%まで下げたのは、下半期以降、景気下降速度が当初の予想よりも早く進みであろうということを意味する」とし「就業者数が急減に悪化し雇用不振や投資の減少などの傾向が景気減速の流れをさらに拡大させることになる」と述べた。

財政支出拡大と良好な雇用状況などに強い景気回復を見せる米国は今年2.9%の見通しが維持されると見た。
しかし、来年の見通しは2.7%で、5月の見通し(2.8%)に比べて0.1%p引き下げた。

日本も企業の投資の拡大などにより、今年と来年1.2%の成長が可能と見た。
5月での見通しをそのまま維持した。
米国からの直接貿易報復を受けている中国に対しても、5月に発表した今年6.7%、来年6.4%の予測値を固守した。

一方、ユーロ圏の場合、産業不振の余波を反映して、今年の成長率見通しを2.2%から2.0%に、来年も2.1%から1.9%に0.2%pと共に下方修正した。特にドイツは2.1%と予想されていたが、今回、今年と来年の成長率見通しをそれぞれ0.2%pと0.3%pずつ下げ1.9%と1.8%に修正した。
拡張的財政政策と消費好調にもかかわらず、通常の紛争などで対外需要不振が下方リスクを拡大したというのがOECDの視点である。

 

とまあ、行きつくところまで行けば、成長は鈍化するものです。
それにしてもOECDの発表甘すぎませんか?
鉄鋼、造船は存続の危機すら覚える状況、韓国経済を引っ張ってきた自動車産業も主力市場でシェアダウン回復の見込みすら立っていない状況。
そしてなにより、韓国が誇るサムスンも利益を稼ぎ出してきたスマホはシェアを落とし続け結局稼いでいるのは半導体のみ。
この半導体の好調もすでに市場そのものが陰りを見せそこへさらに中国の脅威が迫ってきます。

今年はともかく来年以降もプラス成長が望めるとは私は思えないんですけどね。

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