アメリカ、関税からレアアースなどを除外   米中貿易戦争

先日、アメリカは中国に対して2000億ドルもの追加関税を賦課することを発表しました。
これに対して中国は報復すると発言、すると今度はトランプ大統領が経済制裁をすると発言。
傍でみていてももはや、これは国を背負っている人物の行動ではなく子供の喧嘩状態。

もはや、国際貿易とは思えない  米中貿易戦争は子供の喧嘩レベル

いいかげんにやめれば?と私などは思っているのですが、皆さんはどうでしょうか?

中央日報の記事です。

米国はレアアースは、中国は原油… 終盤、双方が除外品目を追加

米国政府が今月24日から追加関税を賦課する2000億ドル(約225兆ウォン)規模の中国産製品のリストから希土類を除外した。
希土類は、7月米貿易代表部が公開した関税品目に含まれたが、17日に発表した最終的なリストでは落ちた。

希土類は、スマートフォンから電気自動車まで、先端技術製品の必須原料として使われる金属である。
フィナンシャルタイムズ(FT)は、「レアアースを削除した決定は、米国が中国産レアアースの大きく依存していることを示している」と伝えた。

USTRが発表した関税品目は、当初の6031個から5745個に縮小された。
中国を圧迫するために関税を賦課する計画だったが検討結果ではなく、米国に不利に作用する項目300を削除した。
これは対中国の貿易で米国のアキレス腱と見ることもできる。

今後、米国に対抗する手段として中国が、これを交渉テコとして活用するのかに関心が集まっている。

専門家は、希土類がそもそも関税リストに含まれているのが意外だと評価する。
米国産業は中国産レアアースへの依存度が高いためである。
希土類は熱と電気がよく通じるので、電気・電子・光学分野で広く使われる。

米国地質調査所(USGS)によると、米国が昨年輸入した希土類のうち中国産が78%を占めた。
続いてエストニア(6%)、日本(4%)、フランス(4%)からの輸入である。
中国は世界最大のレアアース生産国である。世界の消費の80%を供給し、世界の埋蔵量の37%を占めている。

デジタルプロジェクターに使用する高圧ランプを作る米国企業ライティングテクノロジー・インターナショナルは先月USTRに「希土類を除いてほしい」と嘆願した。
同社は、「レアアースを(中国以外の)他の国で調達することは不可能に近い」とし「レアアースなどの主要原料に関税を課すと、海外企業との競争で淘汰されて、最終的に会社が危機をむかえる事になる」と主張しした。
USTRは製鋼に使用する天然黒鉛、合金を作成するために使うアンチモン、原油・ガスの掘削に必要なバーライトのような金属も除外した。品目別で中国産が占める割合が60〜70%前後である。

戦略的に関税品目を調整したのは、米国だけではない。
中国は8月160億ドル規模の米国産の輸入に関税を賦課するとき終盤に米国産原油を除外した。
当初米国産原油と液化天然ガス(LNG)の25%の関税を課すと発表したが、実行段階で原油を除外した。それほど米国産原油への依存度が高いという意味だとブルームバーグ通信が伝えた。

中国がレアアースを米中貿易戦争で戦略兵器として使うかはまだ分からない。
ディランケリー資源アナリストは、ロイターのインタビューで、「今後、中国がレアアースを交渉カードや戦略的テコに使って米国に報復するか、もう少し見守らなければならない」と述べた。
ライアンカスティーリョアナFTのインタビューで、「米国が買わなければ、中国は供給過剰の問題が発生することになる」と報復の可能性を低く見た。

中国は2010年に日本と釣魚島(尖閣諸島)をめぐる領有権紛争が起きると、対日レアアース輸出を規制した。

 

要約すると「都合が悪いから、レアアースなどを対象から外すよ」とアメリカ側が言ってきた。
これはアメリカが困るからであり、この事実を中国が利用するかどうかが気になる」という記事です。

最後にさりげなく、過去の日本とのごたごたをさらっと書いてあります。
でも、これが中国が武器として使うかどうかの答え。
アメリカも日本同様にレアアースについては何らかの対策を持っているはずです。
なんせ、過去に日本はレアアースの制限に対し、徹底抗戦を実施、事実上この制限を無力化
最終的に「買ってください」と言い出すまで追い込んでいます。
これはアメリカとて同じこと。
やろうものならキッチリ追い込みをかけることでしょう。

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