中国で多数の子供が鼻血を出す。    樹脂コーティングした陸上トラックが原因?

中国と言えば、産業を急激に拡大させることで世界二位のGDPにまで発展させました。
そして、経済の発展と引き換えに日本からみれば、信じられないほどの環境汚染が進み、未だにその改善が遅々として進んでいません。

この理由として「他人の事は考えない」中国の国民性がそのひとつでしょう。
目的が果たせさえすれば他はどうでもいいという考えでいますから、環境問題を持ってきたとしてもそれは金にならない。
だから、中々それが進んでいきません。
そんな、中国でちょっとした事件が起こりました。

中央日報の記事です。

鼻血を流す学生… 中国の小学校で起きた鼻血怪談

中国の河北と邯鄲の小学校で、最近、複数の学生が突然、理由もなく鼻血を流す事件が発生し、教育当局が調査に入った。

過去には似たような事件が湖北省省武漢の学校でも発生した。

香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、この二つの学校は、最近の運動場、ジョギングトラックをプラスチックでコーティングする工事を施工した。

鼻血を流した学生のほとんどは、トラックの隣、1階教室を利用していたと伝えられた。

専門家は、過去2014年から2016年の中国各地の学校で発生した「毒性トラック」事件を思い出して、今回の事件も「有毒化学物質」に起因するものと見ている。

当時、これらの学校では、ジョギングトラックを整備し設置したが、多くの学生が鼻血、頭痛、めまいなどを訴えて調査に乗り出した。

学校側は生徒全体を対象に血液検査をしており、その結果、137人の血液からベンゼン、ホルムアルデヒドなどの有害物質の数値が非常に高かいという結果がでていた。

調査の結果、学校のトラック工事の際に使用された物質に毒性の化学物質が含まれていた事がわかった。

工事を担当した会社は、無許可のメーカーであり、廃タイヤや廃ケーブル、産業廃棄物などを混ぜて、トラックを作ったことが明らかになった。

この事件をきっかけに、中国の教育当局は、学校ジョギングトラックの製造には使用してはならない化学物質のリストを大幅に増やした規定を作って、今年11月から施行することにした。

しかし、再び同じようなことが発生し非難の声はより大きくなった。

消費者保護団体を率いるウェイウォンポンは「企業はこのリストに含まれていないが、毒性の強い新しい物質を見つけてジョギングトラック製造をすることができる」とし「政府は禁止物質リストではなく、トラックの製造に使われることができる’許可物質リスト」を作成実施しなければならないだろう」と述べた。

 

記事にはホルムアルデヒドとベンゼンが血中に高い濃度で発見されたとありますから、樹脂コーティングされた陸上トラックに問題が合った事は間違いないでしょう。

ホルムアルデヒドは日本ではシックハウス症候群の原因として知られており、使用には厳しい制限がされている物質。
一方のベンゼンは昔は溶剤と使われてきた物質ですが今では毒性が高いということで避けられているもの。

いずれも毒性が高く、通常は使用が制限される物質ですが、そこは中国
安く、効率がよければなんでも飛びつきます。
しかも、特に目立って規制もやってなかったようです。

さすが、中国違った意味でどこも危ないと言える事故でした。

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