北朝鮮、拘束日本人を国外追放   韓国メディアの反応  北朝鮮情報

今朝、「北朝鮮、拘束日本人を国外追放へ」という報道がされました。
追放と北朝鮮側はいってはいますが、事実上は抑留された邦人の釈放といってもいいものでしょう。

記事には政治的な背景はない事を確認したうえで追放とか書かれてますけど、過去の事例をみても大したことをしなくても捕まったりしてますから、この辺りはよくわかりません。
それより気になるのがなぜ、今回はこんなに簡単に開放したのでしょう?
これについて早速、韓国メディアが記事にしています。
中央日報の記事です。

北朝鮮、「人質外交」から「釈放外交」に変わったの?

北朝鮮に抑留された日本人観光客が釈放され、27日、中国・北京に到着したと外交消息筋が伝えた。
これと関連し、菅義偉官房長官はこの日、「(日本の)政府は全力を尽くして(この問題に)対応している」とし「事案の性格」を理由に、具体的な言及は避けた。
日本当局はこの日釈放された日本人の健康診断と逮捕当時の状況などについて調査を進めていることが分かった。
この日本人は今月初め、北朝鮮南浦地域を旅行中に逮捕された杉本倫孝(39)と思われる。

前日、北朝鮮は朝鮮中央通信を通じて「日本の観光客として北朝鮮を訪問した杉本倫孝が共和国法に違反する犯罪を犯し、その機関に取り締まりされ、調査を受けた」とし「日本の観光客を人道原則に基づいて容認許して共和国国外に追放することにした」と釈放事実を知らせた。

北朝鮮当局は、彼の罪や逮捕の経緯などについては具体的に明らかにしなかった。
外交筋の情報としてがで今月10日前後に北朝鮮を訪れた彼は南浦を訪問し、軍事施設を撮影して逮捕されたものと推定した。
北朝鮮当局は、許可されていない地域の撮影を厳しく制限している。
特に軍事施設の撮影は、スパイ容疑を適用したりする。

北朝鮮が今回、日本人観光客を「迅速に」釈放したことをめぐり、異例という解釈が出ている。
北朝鮮はこれまで訪問したアメリカ人や日本人に対し集中監視をし、北朝鮮の最高指導者の写真や救援など、自分たちが神聖視する宣伝物を毀損したりすると容赦なく逮捕し、起訴して労働強化刑を宣告した。
長時間の拘留後の法的処理をし、その後西側諸国の「謝罪」と「再発防止」を約束させた後、ようやく釈放されていた。
これを国際社会では「人質外交」と表現した。

しかし、最近では、北朝鮮の外国人に対する政策が変わったという評価だ。
北朝鮮当局は、5月9日、マイクポンペイオ米国務長官の訪朝時にキム・ドンチョル氏など実刑を宣告された後、服役中だったアメリカ人の3人を釈放した。
先月には北・中の国境から北朝鮮地域に入った韓国人を拘留16日目の7日、板門店を通じて南側に引き継がれた。
このため、北朝鮮が最近「釈放外交」を活用しているという話も出ている。

一部では、国際社会の「人質外交」という批判と人権を意識した措置という見解もある。
また、「北朝鮮がいろいろ善処をしたので、後は、日本が譲歩しろ」といった北朝鮮の計算の可能性もある。
外交消息筋は「北朝鮮が今年に入って、中国との関係改善に続き、米国とも重大な決定を進めている」それと同時に「日本を通じたトランプ説得作戦や、今後、日本との国交正常化のための交渉などを考慮している可能性もある」とと述べた。

 

さて、どうなんでしょう。

確かに北の思惑は絡んでいることは間違いはないのですが、韓国が期待するような北朝鮮との関係改善や制裁緩和に向かうようなことはまずありえません。

理由は極めてシンプルで北朝鮮の核問題は日本だけの問題ではないんです。
しかも、強硬姿勢は日本もノリノリで完全なる核廃棄まで制裁解除はしないと再三再四いってます。
これは日本と言う国家全体の意思でもあるのですから、たった一人の釈放で変化が起こるとは到底思えません。

この事は金正恩とて分かっているはずです。
多分、彼はこれ以上日本を刺激したくないという考えで今回の行動になったんだと私は考えています。

それでも、核廃棄まで制裁という路線には変化はないでしょうね。

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