北朝鮮「核実験場を廃棄するゾ」 日本「それで?」





本気なのかフェイクなのかいまだによくわからないのが北朝鮮の非核化問題。
確かに金正恩は何度もこれを発言していますが、具体性に欠けるのは事実。
今朝がた、北朝鮮で新たな発表があったようです。朝鮮日報の記事です。

北「核実験・ICBM発射を停止、それに伴いプンギェリ核実験場の廃棄」を発表北朝鮮が労働党の重要政策決定機関である総会で咸鏡北道吉州プンギェリの核実験場を廃棄することにしたと朝鮮中央通信が21日報じた。

決定書には、「核実験の停止を透過できるよう担保するために共和国北部の核試験場(プンギェリ核実験場)を廃棄する」という内容も含まれていたとの通信は報道した。

北朝鮮はプンギェリ核実験場で、2006年10月9日に1回目の核実験を開始、昨年9月3日までに計6回の核実験をした。専門家は、北朝鮮が、ここでの6回の核実験を介して核爆弾製造技術を確保したと見ている。

北朝鮮は決定書を通じて「核実験の停止は、世界的な核軍縮のための重要なプロセスであり、私たちの国は、核実験の全面停止の国際的な志向と努力に合流する」とし「私たちの国の核は脅威や挑発が目的ではない、核兵器は絶対に使用しないものであり、核兵器と核技術を拡散してはいけない」と明らかにした。続いて「社会主義経済建設のための有利な国際的環境を用意し、朝鮮半島と世界の平和と安定を守るために、周辺国と国際社会との緊密な連携と対話を積極化していくだろう」とした。

キム・ジョンウン労働党委員長は「朝鮮半島(韓半島)と地域での緊張緩和と平和へ向けた新たな気流が形成されている」とし「核開発の全工程が科学的に、順次多進められ運搬打撃手段の開発事業も科学的に進められて核兵器兵器開発の完結が検証された今、私たちには、もはや核試験と中長距離、大陸間弾道ロケット試験を行う必要がなくなった。従って、北部核試験場も自分の使命を終えたと考える」とした。

北朝鮮の今回の措置は、来る27日に開かれる南北首脳会談と5〜6月に開催される米朝首脳会談を控えた宣言措置として解釈される。北朝鮮は最近、私たちの特使団などに非核化の意志を明らかにし、「対話が持続する間追加の核実験と弾道ミサイルの試験発射などの戦略挑発を再開することはないことを明確にした」とした。

北朝鮮が核の試験場を廃棄するというニュースです。
このニュース一見すると新たな進展があったように受け取れますが、よく読むとそうではないことが分かります。
今回、北朝鮮が発表したのは試験場の廃棄、ただこれだけです。
こういった、試験場は核開発をするうえでそのノウハウを蓄積するためにのみ存在し、それが終われば必要のないものです。
事実、アメリカを始め核保有国はすでに核実験など行っていません。
今回の北朝鮮の発表はそれに準ずるものであり、内容にもそういった事が書かれています。
無論、これは歓迎すべきことではありますが、どこにも核廃棄とは書かれていないのです。

金正恩の最大の目的は体制の維持、これさえ担保できれば後はなにもいらないのです。
ですが、経済制裁により国内は貧困を極め国家自体が衰弱しきっている状態。
このまま、突っ張ってもいずれは北朝鮮の体制は崩壊するでしょう。
が、核廃棄も体制維持には相当リスクの伴う代物です。

そこで先日、北朝鮮は中国に電撃訪問。
秘密裏にことを進め、中国に助けを求めました。
その結果「北朝鮮の核廃棄は段階的にそして制裁解除も段階的に」という金正恩にとって都合のいい条件の協力を取り付けました。
それに対しアメリカは「NO」不可逆的にを条件とした以前の態度を崩していません。

このアメリカの回答は当然のことといっていいものでしょう。
なんせ、これまで散々裏切りを繰り返したのが朝鮮です(あえて北を外しました)。
散々騙されてきたのですから、ここで北朝鮮の言い分を信用し中途半端な状態での制裁解除なんてするとは思えませんからね。
以上のことから私は今回の発表は何一つ進展を示すものではないと判断しています。
日米はあくまでも完全廃棄を求め制裁解除はそれが確認できた後、という態度を貫いてほしいと思います。

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