金正恩が突然、訪中した理由。        韓国ニュース(韓国語翻訳)





先日、訪中し中北首脳会談を開いた金正恩
この訪中の狙いが私はよくわからなかったのですが、今回のこの記事で狙いが見えてきたような気がします。

朝鮮日報の記事です。

【韓半島」激動の時間」]の非核化の解決策、米国と食い違い懸念も

韓国政府が北朝鮮の非核化解決策をめぐり、米国と食い違いを見せることはないかという懸念の声が高まっている。青瓦台側が30日、米国のボルトン国家安全保障補佐官内定者など、ホワイトハウス中核が構想する「核廃棄後制裁解除」のリビア式解決は難しいと考えているからである。北朝鮮と中国が首脳会談を通じて、金正恩労働党書記の「段階的同時措置」の意向を反映させたものとみられる。

大統領府関係者は、「北朝鮮の核廃棄と検証は、段階的に進めていくしかない」とし、リビア式解決は難しいと話す。また「過去は、非常に微細なカットに少しずつ進めていった、今度は、両首脳の間で直接宣言することによって、大きな蓋をかぶせ実務的に進めていくことができないだろうか」と述べた。つまり、通常はトップダウンで決定をするが、非核化の実践は、「検証→制裁解除→検証→制裁解除」で進めていこうと言う話だ。

これはボルトン氏が、これまで強調してきリビア式の先に核廃棄とはかなりの差がある。このため、北朝鮮との非核化交渉を控えた・南北、米朝首脳会談で、米混乱や葛藤を生んでしまうのではないかという懸念が出ている。北・中の急激な関係を回復している状況の為、北朝鮮交渉力が大きく低下している可能性がある。大統領府はこれまで、「韓米間の信頼は揺れがない」と強調してきたが、北と中国の接近により状況が変わる可能性があるのだ。

これと関連し、他の関係者は、「非核化交渉で妥結はロードマップを作成しそれに従い米国と北朝鮮が段階的に移行することになるだろう」とし「包括的妥結と段階的移行は、対立したり、分離されたものではなく段階的に進行されている」と述べた。
大統領府は非核化のロードマップの合意主体は米・北であり、我々は仲介の役割をするという立場だ。

米朝首脳会談の懐疑的見通しについても、大統領府は不満を示した。「トランプ大統領とキム・ジョンウン委員長が5月までに会うと宣言したのだから、これは自分の意志だと考えることができるだろう」とした。

どうやら金正恩の狙いは中国との関係改善により、中国の後ろ盾を得て米北首脳会談を優位に進めようとしているようです。

これにより、まず韓国はビビりました。
そこで今回、核廃棄は段階的にそして制裁解除もおなじく段階的にと韓国は言い出したようです。

これに対するアメリカ側の反応はいまのところありませんが、これを受け入れる可能性はかなり低いように思えます。
なんせ、これまで何度もこうやって時間を稼がれ挙句に合意を一方的に無視し続けたのが北朝鮮。
具体的にどういったステップで核廃棄に向かうのかがいまだはっきりしていません。
そう考えると、今回も同じように頃合いを見計らって再び、査察などを拒否し核開発再開を目指す可能性は相当高いと私は考えます。

そして、忘れてはいけないのが、金正恩は北朝鮮の核廃絶とは言っていないんです。
言っているのは朝鮮半島の核廃絶なんです。
つまり、北の核を廃棄させるのなら駐韓米軍を撤退させろと暗にいっているようなもの。
ここで、中国の後ろ盾を得て、段階的にという提案をしてきてるのであれば、北朝鮮の核廃絶の本気度はさほどではないように思えます。

とすれば、アメリカがこれに乗っかって徐々に制裁解除に踏み切るとはちょっと思えません。
あくまでもこれまで通り「完全かつ不可逆」な状況を確認してから解除を要求するでしょう。

日本はまあ、迷いはないでしょう、アメリカに歩調を合わせるだけ。
困るのは韓国、中国の圧力は確実に強まります。かといって制裁解除をすればアメリカだって黙っているはずがありません。

中国が米朝会談の後、どういった行動をするのか?
そこに注目していきたいと思っています。




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