中国ついに米半導体マイクロン販売禁止    高値をつづけるメモリー相場崩壊か?

このブログでも何度も取り上げているメモリー。
知らない間に高騰をつづけいつも間にやら、2倍から3倍へと跳ね上がっています。
この値上がりは、メモリーの生産能力が不足していることとメーカーは説明します。
少し前のメディアもその説明を鵜呑みにして、それを記事にしていたようです。

メモリー不足の要因はどうやらスマホと言ってるようですが、この説明、正直おかしい。
だってそうでしょ、ギャラクシーの販売はボロボロ、アップルもさほどいいとは思えない。
調子がいいのは中華スマホのみといっていい状況です。
全体の販売量でもIDCが1日にまとめた調査によると、17年の出荷台数は前年比0.1%減の14億7240万台。

そう、すでに数量的には減ってきているんです。
これでスマホが原因というのは無理がありますよね。
しかも、サムソンを始めとした半導体メモリーを製造販売しているメーカーは空前の利益をあげています。

そこで、5月にアメリカ、6月には中国が相次いで談合を提訴しました。
私もまず間違いなく談合をしていると考えています。

これにより、徐々に価格がおちていますが、まだまだ本格化していません。
そこで・・・・・・・・・

中央日報の記事です。

中国、米半導体マイクロン販売禁止···次はサムスン?

中国が世界の主要メモリー半導体メーカーである米国マイクロンに向かって剣を抜いた。
主要製品の販売禁止を宣言したのだ。
サムスン電子、SKハイニックスなど国内の半導体メーカーも、中国政府の動きに神経を尖らせている。

ブルームバーグ・フィナンシャル・タイムズによると、2日、中国の福州裁判所はマイクロンの「中国内販売禁止」の判決を下した。

今年の初めから、知的財産権の侵害をめぐりマイクロンと法廷攻防を繰り広げている台湾の半導体メーカーユナイテッド・マイクロエレクトロニクス(UMC)と中国国営企業である福建進化(JHICC)の手をあげたのだ。

昨年マイクロンは、米国カリフォルニア州の裁判所にUMCとJHICCが自社のDラム営業秘密を侵害したと訴訟を提起した。
これに対しUMCとJHICCは福州、裁判所にミクロンが自社の特許を侵害したと製品の生産と販売中止を要請し、裁判所がこれを受け入れたのだ。

マイクロンが中国で販売することができなくなった製品は、Dラム、NAND型フラッシュ関連製品26種類だ。
マイクロンは、昨年の売上高の50%以上を中国で稼いだ。

UMCは声明で「中国全域での判決によってマイクロンはUMC特許権侵害に対する法的処置を受けることになるだろう」と明らかにした。
これに対してマイクロンは「まだ裁判所から、その処置について聞いていない」と発言をさけた。

このニュースが伝えられ、韓国の半導体業界は神経を尖らせている。
中国今回の措置は、中国と米国の間の貿易紛争を超え、半導体業界全体に広がる可能性があるからだ。

中国と米国の貿易紛争は年初から深化する一方だ。
米国が中国IT企業である華為・ZTEなどの制裁をかけようとすると、中国は米国の半導体メーカーであるクアルコムのオランダのNXP買収承認待ちなどで反撃した。

中国は昨年、全世界の半導体取引量の65%を輸入した世界最大の半導体消費国である。
半導体業界の関係者は、「中国がこのような立場を活用して主要半導体メーカーを保有している米国を圧迫するだろう」と述べた。

しかし、今回の措置が米国ではない半導体産業全体に向けた狙いがある場合の話が違ってくる。
すぐに次の刃先は、世界1位のメモリ半導体メーカーであるサムスン電子とSKハイニックス(3位)に向かう可能性が高いからである。

2016年の「半導体崛起」宣言した中国は、現在の13%水準である半導体自給率を2025年までに70%に引き上げると発表した。
今年の年末には、メモリ半導体を量産すると出たが、これには、メモリ半導体の上にある韓国に向かって企業‧技術‧人材の勧誘攻勢だけでなく、政府の圧力の強さを高めている。

去る5月、中国は価格談合の疑いでサムスン電子、SKハイニックス、マイクロンの中国のオフィスを予告なしに訪問して調査し、2月に中国の経済政策総括部門である国家発展改革委員会がサムスン電子に半導体値上げ自制と中国企業へのメモリー半導体の供給を要請した。

半導体は、昨年の輸出の17%を占めるほど、韓国経済の重要な産業であり、半導体の輸出額の39.5%は、中国で稼いだ。

 

中国とアメリカはいま、貿易戦争の真っただ中。
今回の判決はその一貫のようにも見えますが、ちょっと異なるようにも見えます。
記事にもありますが、中国はメモリー消費大国。
韓国やアメリカからガンガン購入しています。

無論、中国のこれを無視できず、国を挙げて投資をしていますが、元々こういった半導体の生産は金だけではなくノウハウも必要です。
その為、中国が考えているほど簡単には進まず、イライラしているのが現実でしょう。
勿論、近い将来、動き始めることは間違いないでしょう。

とはいえ、国産化には時間がかかることは確実でそれまでは輸入に頼らざるを得ない状況。
そこでのこの販売禁止。
かなり、インパクトがあります。
関税を上げるのではなく、販売禁止ですからね。

こうなると、中国市場は韓国の独壇場。
やりたい放題・・・・なんてできる訳がありません。
韓国の輸出産業は中国頼り。
ここで中国を怒らせると、確実な制裁が待っています。
値上げなどできるはずもなく当面は周りの様子をみながらの販売となるとみています。

マイクロンは・・・・
主力市場で販売出来ない事は死活問題。
このまま何もせずに終わるとは思えませんが、中国への輸出に制限がかかることは確実でしょう。
そうなると当然、生産能力が過剰となるんではないでしょうか?

いずれにしてもメモリーで暴利をむさぼることが出来る時期はもう終わり。
今後も更に下落を続けていくものと私は考えています。

そして、それと同時に韓国経済崩壊のスピードはさらに加速するかも知れませんね。
なんせ、今はもうメモリーにおんぶに抱っこなのが韓国なのですから・・

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