アメリカ、イラン原油の禁輸を要請        韓国メディアの反応

このブログでも何度か取り上げてきた、アメリカのイランへの制裁。
理由はといえば、以前行った核合意が気に入らないという理由。
まあ、これによる制裁がアメリカで勝手にやれば問題はないのですが、あのアメリカの事、当然のように周りを巻き込んできます。
先日も日本へイラン原油の禁輸を要請してきたという報道がありましたね。

さて、お隣韓国、これに関する報道が意外と見られず、どうなっているんだろうと思っていたところ、やっと報道がされました。
朝鮮日報の記事です。

トランプ 「イラン産石油の輸入、11月4日まで中断しろ」… 産業部「例外を認めてくれ」

トランプ大統領が、他の国々に対して、11月4日からイラン産原油の輸入を中止するよう要求した。
韓国の昨年の原油輸入量のうち13.2%がイラン産である。
これに対し産業通商資源部は「例外を認めてほしい」と米国政府に説得に乗り出した。

AP通信などによると、米国政府は、11月4日までにイランとの取引を停止していない外国企業に対して制裁に乗り出すことにした。
米国務省関係者は「制裁措置に例外はない」とし「イランとの取引を中止することで米国政府の協力を得ることができるだろう」と述べた。

この関係者は、イラン産原油の取引を停止する場合、国際原油価格が走ることを意識して「制裁措置が原油供給に悪影響を及ぼさないように、中東のパートナー諸国と対処していく」と述べた。サウジアラビアなどについて増産に乗り出すことを要求することができているということだ。

今回の措置は、5月にトランプ政権がオバマ前政権時代に締結したイランとの核合意を破棄して、制裁を再開したことによるものである。米国は、イランが原油販売代金を核開発と中東諸国のテロ組織支援に使用すると主張している。

今回の措置は、金融取引ではなく、原油販売自体をターゲットにしている。このため、金融制裁の例外規定を利用してイラン産原油を輸入してきた韓国も対象に含まれる可能性が高い。韓国とイランは、米国ドルやEU、ユーロではなく、ウォンに貿易代金を決済している。とは、企業が韓国銀行にウォン決済口座を開設し、この口座を通じて代金が支払われる式である。韓国がイランとの取引では、例外を認められてきたものである。

産業通商資源部の関係者は、「これまで、米国と制裁例外国認定のための協議を続行おり、今後も協議が予定されている」と述べた。

現在、現代オイルバンク、SKイノベーション、ハンファトータルなどがイラン産原油を輸入している。その中で、現代オイルバンクのイラン産への依存度が最も高い。現代オイルバンクは、昨年、米国産200万バレル、メキシコ産2028万バレルの原油を導入した。イラン産原油は1824万バレルをかけてきた。

昨年、韓国のイラン産原油の輸入は1億4787万バレルで、2016年比で32.1%増加した。サウジアラビア(比重28.5%)と、クウェート(14.3%)の次に多く、全体の原油輸入の13.2%を占めている。

 

とまあ、お隣韓国も大騒ぎになっているようです。
日本へは正式に要請が出たようですが韓国にはまだのようです。
例外を認めてほしいとか韓国は言っているようですが、無視されることは確実。

記事にはこんなことが書かれています。

韓国とイランは、米国ドルやEU、ユーロではなく、ウォンに貿易代金を決済している。とは、企業が韓国銀行にウォン決済口座を開設し、この口座を通じて代金が支払われる式である。韓国がイランとの取引では、例外を認められてきたものである。

正直、意味不明。こういった取引は国家間で進めたことの結果。
アメリカが例外を認めたという事ではありません。なにを言いたいのかよくわかりません。

一方、日本はといえば、全体の5.5%。
輸入を継続するのであれば制裁とかトランプ氏は吠えてます。
なくても何とかなりそうな気もしますが、どうするんでしょうね。
以下私なりの見解を・・・

イラン制裁の理由

実は私も前から感じていたのがこの部分。
正直、過去の合意のどこに問題があるのか、ここがよく、分からないのです。
勿論、内容的に問題があると言えばあるんですが、これを問題視するのであれば北朝鮮への対応はダブスタといっていいもの。
当然、アメリカ以外は反発しています。

合意の内容

内容が分からないと判断しずらいと思うのでググってきました。

「イランは、核兵器に転用できる高濃縮ウランや兵器級プルトニウムを15年間は生産せず、10トンあった貯蔵濃縮ウランを300キロに削減。1万9千基あった遠心分離機を10年間は6104基に限定する。 仮にイランが核開発を再開しても、核爆弾1発分の原料の生産に最低1年はかかるレベルに能力を制限する」

核兵器を作るのには濃縮ウランが必要で、これに必要とする施設を極限まで持たせない。
これによって最低一年は核兵器が作れない。
私から見れば十分な内容です。
ところがトランプ氏は「致命的な欠陥がある」として離脱をしました。
この致命的という理由についてはいまだよくわかりません。

本当の目的(私的見解)

私が思うにはこの制裁の目的は核問題ではないように思います。
・原油の供給不安を煽り、原油価格を上げようとしている。
・単にシリア問題の敵国であるため。
私が思っている理由はこの二点。
どちらも、アメリカの都合によるもので核問題は無関係。
まあ、アメリカのあくどさは今に始まったことではありませんけどね。

制裁の影響

お隣韓国もそうですが日本への影響は当然出てきます。
ただこれは原油調達面ではなく国交面での問題。
そもそも、日本とイランは仲がいいのです。
当然、原油以外の交易も制裁解除後は盛んになっていまから、影響が出るのはこの方面。
原油についてはさほど影響は出ないと見ています。

日本も今回の要請を無視したいところですが、付き合いの関係上そうもいかないでしょう。
おそらくEU辺りの出方をみて判断するように思います。

まとめ

今回のイラン制裁はたぶんですが、さほど機能はしないように思います。
イランの原油を一番売っているのは中国なんです。
中国がアメリカの要請を受け入れるとはちょっと考えずらく、中国は結果的に無視するでしょう。
そうなるとイランの原油は中国の独壇場。

イランは外貨を手に入れる手段が他にありませんから減産をやめるでしょう。
それを中国が買いたたく。
こんな図式が目に浮かびます。
結局、得をするのは中国。

どう考えても、このアメリカの決定は失着と私は考えています。
皆さんはどうでしょうか?





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