アメリカが輸入車に25%関税を計画





つい先日、トランプ大統領がいつもの様に関税爆弾を投下しました。
今度は輸入車に最大25%の関税をかけるというもの。
おそらくこれはアメリカの自動車産業からの圧力によるものなのでしょうが、アメリカ全体としてこれが正しいのかどうかが極めて不明。
日本にもトランプ大統領はどうして日本でアメリカの車が走っていないのか?これは非関税障壁のせいといった発言を繰り返しています。
この理由についてはこの人より両国の国民が、一番よく分かっているはず。
日本人からみればアメ車は選択の候補に入っていないのです。

朝鮮日報の記事です

アメリカの関税爆弾。落ちることの被害はドイツ・日本より韓国が大きい

ドナルド・トランプ米国大統領が推進している自動車25%の関税爆弾が現実化されると、韓国が日本・ドイツよりも大きな被害を被るという見通しが出ている。

今回の米国の狙いは一見すると日本・ドイツ。
カナダ、メキシコ、は関税の対象からはずれる可能性が高い。
それ以外の国と韓国を比較すると、韓国経済の自動車が占める割合が他の国よりも大きいからである。

米国の輸入車を調べると、輸入額157億ドルで5位。
他国をみるとそれぞれメキシコ(469億ドル)、カナダ(425億ドル)、日本(398億ドル)、ドイツ(202億ドル)である。

メキシコ、カナダ工場は無関税の恩恵が維持されるとして考えると、日本最大の車メーカートヨタは米国での売上の車の30%(72万台)が25%の関税障壁の対象となる。フォルクスワーゲンは、米国販売車の45%(28万台)が影響を受ける。
一方、現代・起亜自動車は、米国販売車の47%(60万台)が関税対象となり、そこに韓国GM・ルノーサムスンの輸出まで合わせれば85万台と規模が大きくなる。

これによるGDP比の被害はより明らかである。
ドイツのミュンヘンにある有力経済研究センターであるCES ifoグループは、25%の自動車関税が賦課されると、韓国は全体のGDPの0.18%である23億ユーロ(約2兆9000億ウォン)のGDPが減ると予想した。絶対額では、ドイツ(50億ユーロ)や日本(43億ユーロ)より小さいが、全体のGDP比の減少効果は、ドイツ(0.16%)、日本(0.1%)よりも大きかった。

イ・ハング産業研究院研究委員は「価格競争力でさえも耐え韓国自動車の関税爆弾まで賦課されると、ドイツ・日本車よりも衝撃が大きくなるのは火を見るより明らかだ」と述べた。




ん~、アメリカの自動車産業はもはや時代に取り残された存在。
これはリーマンショックより前から言われており、事実、昨今では瀕死の状態といっていいでしょう。
そして、理由も簡単で時代遅れの車の代表がアメ車といって過言ではない状況。
そこで登場したのがスーパー301条。
私からみればこれは生類憐みの令に匹敵するような悪法。
トランプ大統領はこの悪法をつかってやりたい放題。
まあ、一連の流れをかんがえれば行き過ぎた保護貿易はいずれ自分の身に振り返ってきます。
さきの鉄鋼課税でも日本はさほど被害を受けていないようです。
被害を受けたのは高い鉄鋼を買わざるを得なかった企業でしょう。

今度は同じことを自動車産業でやるつもりのようですが、今回も被害をうけるのはアメリカ国民であると考えています。
だって、アメ車が売れないのはアメリカのニーズに合っていないから売れない。
これは当然ですよね。
外車なんてものは根本的にシェアを伸ばすには不利なんです。
だって、その国の文化や価値観が分かっていないのですから、普通に戦っても勝ち目はありません。
それでも、アメリカの自動車産業を崩壊させたのは、単にアメリカのメーカーの怠慢の結果。
トランプ氏はそのあたりが分かっていない気がします。
話を戻します。

この記事をみてはっきり分かるのが、韓国の対応の遅れ。
相当、前からアメリカは保護貿易主義に移行しています。
そこで日本は現地生産に軸足を移しました。
所が現代はそれが完全に立ち遅れています。
なぜ、そうなったのでしょう?
その、理由は金属労組。
韓国GMの交渉過程をみれば分かるように韓国の労働者は自分のことしか考えません。
ですから、生産拠点を海外に移すといった事は許してもらえません。
その結果がこういった形で現れただけ。

以前もお話したように現代は北米でのシェアを落とし続けています。
そこでの課税ですからさらにシェアを落とすことは必至。
これが実行されると日本も大変ですがそれ以上に現代自動車も相当厳しい状況に陥りそうです。




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